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節分と豆まき  (2006/2/ 1)

豆まき イメージ

そもそも"節分"とは字のごとく「季節を分ける」という意味。
季節の始まりである立春、立夏、立秋、立冬の前日はすべて節分といいます。

節分は年に4回ある

旧暦のころは立春正月といわれるほど、立春は新年の始まりにあたる大事な節目とされていました。そこで一年の最後の日に邪気を払い新しい一年の無病息災を願う風習として、立春の前の節分に重きを置かれるようになったのです。

    【正しい豆まき】

  • 炒った豆を神棚に供える
    穀物には邪気をはらう霊力があると考えられており、邪気を滅ぼす意味で"魔滅(マメ)"という字をあてることも。また、鬼の眼である魔目(マメ)が生き返らないように、豆を炒ることで芽がでないようにする。

  • 鰯(イワシ)を焼いて頭を柊(ヒイラギ)に刺し、軒先に飾る
    主に西日本の風習といわれている。柊の針で鬼の眼を刺し、鰯の匂いは一度追い出した邪気が再び家に入るのを防ぐ意味がある。

  • 家族全員が揃ってから豆まきをする
    一人でも揃わないで豆まきをしても、その人の分の邪気が残るため。

  • 「鬼は外!福は内!」と豆まき
    家の戸や窓は全て開けておく。
    「鬼は外!」と言いながら外へ向かって豆を2回まき、すぐに閉める。
    「福は内!」と言いながら内に向かって豆を2回まく。
    全ての戸や窓で豆まきを行う。

  • 豆を自分の年よりも1つ多く食べる
    豆は「福豆」といわれており、新年の分も一緒にいただくという意味がある。

豆まきは"追儺(ついな)"という平安時代から行われている鬼払いの儀式が元になっています。追儺はもともと中国の行事であり、日本に伝えられて宮中の年中行事に定着しました。

地域によっては、「福は内!」しか言わないところもあるそうです。恐ろしい鬼を怒らせないように、または家に入れてあげるという慈悲によって鬼でさえも改心し、鬼ではなくなるという考えからだそうです。

最近は豆まきをしない家庭が増えているそうですが、「鬼は外!福は内!」という子供の声を聞くだけでも、元気わいてくるような気がします。

みなさんは、今年は"豆を投げる役"ですか? "豆を投げられる役"ですか?

恵方巻き

最近になってよく耳にする "恵方巻き"は、七福神にあやかった7種類の具がはいった巻き寿司。
福を巻き込むという意味もあり、縁を切らないように丸ごと1本を、その年の年神様の方角(恵方)を向いて一言も話さずに食べるのがルールです。
恵方巻きは大正初期の大阪で、節分の時期に海苔巻きを恵方に向かって食べるという流行に乗っ取ったものだといわれています。
マスメディアやコンビニエンスストアでの販売など、宣伝効果で認知度も高くなっているようです。
夏場にウナギが売れないと相談された幕末の学者"平賀源内"が、土用の丑の日にウナギを食べることを宣伝して定着したように、恵方巻きも定着していくのでしょうか?

 

(2006.02.01)

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