e-eyeぷれす > 雑学コラム
身体の芯から温まる 柚子湯 (2006/12/ 1)
一年で最も日が短い冬至。
毎年12月22、23日頃で、日が最も長い夏至よりも4時間50分も短いそうです。
冬至は「陰」から「陽」への節目
言ってみれば冬至は「陰の極まり」で、翌日からは日が長くなり"陽"へと向かう節目。
諸外国でもこの日は陽気の回復や太陽の誕生日ととらえられているようです。例えば中国の「郊天の儀」は冬至の日に行われてきましたし、キリスト教圏のクリスマスも本来は陽気回復を祝う行事だといわれています。
昔から日本でも、ビタミン豊富な冬至かぼちゃや、体内の砂を落とす効果があるという蒟蒻(こんにゃく)を食し、柚子湯に入って陽気の回復を願う風習があります。
身体の芯から暖まる柚子湯
「少々の冷酒を飲み、柚子湯にはいれば冬の間は風邪をひかない」と聞いたことがあります。
柑橘系である柚子の精油成分には、血行を促進させる働きがあり、柚子湯に入ると身体を芯から温めて新陳代謝を促します。
作り方は簡単で、柚子の実を数個、半分に切って湯船に浮かべるだけ。熱湯で蒸らして絞り汁だけを入れてもよいでしょう。
爽やかな柚子の香りは、アロマ効果も期待できます。
「柚子が黄色くなると医者が青くなる」
「~が色づくと医者が青くなる」などとよくいわれます。
柚子だったり柿だったりしますが、これらは効能の高さを表しています。やはり後世に伝えられる風習にはそれなりの理由があるのです。
柚子の香りに包まれながら身体を温め、冬の寒さに備えたいものです。
柚子(ゆず)
ミカン科。学名:Citrus Junos。
耐寒性に長けた、柑橘類の1種。
料理などでは香りや酸味を加える調味料として使われることが多い。
花言葉は"健康美"。
(2006.12.01)


ミカン科。学名:Citrus Junos。