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「6月の花嫁」ジューン・ブライド  (2007/6/ 1)

「6月の花嫁」ジューン・ブライド イメージ

6月に結婚した花嫁は幸せになれるという西洋の言い伝え、JuneBride(ジューン・ブライド)。日本でもすっかり定着している言葉といえます。

ヨーロッパのいい伝え

ヨーロッパに伝わるジューン・ブライドの由来は諸説あるようです。

  • 6月(June)は、ローマ神話の女神である"ジュノー"Juno(ギリシア神話ではヘラ)からきており、婚姻と女性の権利を守護する女神であるため。
  • 梅雨時期の日本とは違い、ヨーロッパの6月は晴天が多く雨が少ないため、結婚式日和が多い。また復活祭が行われる時期でもあるため、祝福ムードが溢れているため。
  • 昔のヨーロッパでは、農作業の妨げになるため3~5月は結婚を禁止されていたことがあり、解禁となる6月に結婚が多かったため。

"女性なら一度は憧れる『神話』??"

日本の6月といえば梅雨。昔から、雨や湿気で蒸し暑いこの時期に挙式する人は少なかった。
この閑散期になんとか集客しようと式場の関係者がヨーロッパの言い伝えを提唱し始めたのが日本のジューン・ブライドの始まりだといわれている。

だが、いくら西洋から"幸せの言い伝え"を持ってこられても、やはり6月は雨が心配で敬遠されがちなことには変わりない。移動の方法や衣装が濡れたときのことなど、結婚する当人だけではなく、出席者にとっても雨は悩ましい。
最近はガーデンウエディングといった屋外での式なども多くなってきたことも影響しているのだろう。

気候の良い春と秋の挙式が人気のようだが、月別の挙式数にほとんど差はないそうだ。

「自分達らしさ」と「気配り」のバランス

実は先日、友人の結婚式に出席する機会があった。

新郎・新婦にとって特別な日に挙式しようと決めたが、その日は仏滅。本人達は両親や祖父母の意見に従おうと思っていたそうだが、特に反対はされなかったという。最近は、六輝を過剰に気にする人は少なくなってきたのかもしれない。新郎(あるいは新婦)本人がマイクを持って歌をうたうことも、今ではあまり珍しくない。

結婚式を迎えるカップル達の多くは、ジューン・ブライドといった夢より、もっと現実的な部分に重きを置いているような気がする。

結婚式の情報誌などをみると「自分達らしさ」というキーワードが目に飛び込んでくるが、本人達があれこれ工夫し、親戚や出席者にも楽しんでもらえるかどうかが、結婚という一大イベントの成功の鍵を握っているようだ。

 

(2007.06.01)

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