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西瓜(すいか)と塩  (2007/7/ 1)

西瓜(すいか) イメージ

耳に染み付きそうなセミの泣き声の合間に、チリリン~と涼しげな風鈴の音。
汗をぬぐいながら、よ~く冷えた西瓜をガブリ――

あなたは"塩をかける派"ですか?

「スイカに塩をかけると甘くなる」と、昔からいわれています。
甘味・塩味・酸味・苦味・旨味の5つが人間の味覚の基本ですが、これらの味覚は脳に伝達される早さが異なります。塩味は甘味よりも早く伝わるため、スイカに塩をかけて食べると先に塩の味が伝わり、その後でスイカの甘味が伝わります。そのため、スイカの甘味が引き立つように感じるのです。

このように一方の味をもうひとつの味によって引き立てることを"味の対比効果"といいます。あんこや甘酒に少量の塩を加えたりするのも、同じ考え方です。
塩は浸透力が強く、上手に使うことで食材のうまみを引き立てます。様々な料理の"隠し味"として多用されているわけです。

最近のスイカは昔よりも糖度が高く、塩をかけなくても充分に甘くて美味しくなりました。
若い方々のなかには、「え!? スイカに塩をかけるんですか?」と驚く人もいるようです。
e-eyenet編集部のなかには、「かけなくても美味しいんだけど、昔からなんとなく塩をかける習慣になっていて・・・」という意見もありました。

あなたは塩をかける派ですか? それとも、かけない派ですか?

"西瓜(すいか)に塩" は先人の知恵

塩をかけるとスイカの甘さが引き立つということは、既に触れましたが、汗をかきやすい夏に不足しがちなミネラル分を補充する効果もあります。

たくさん汗をかくと、汗とともにミネラル分も大量に体外に出て行きます。ミネラル分は骨の中にも蓄えられていますが、やはり補充が必要になります。

塩分の摂りすぎには注意したいですが、冷たいスイカに塩をパパっと振りかけて水分とミネラル分を上手に摂り、暑い夏を乗り切りたいものです。

 

(2007.07.01)

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