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夜なべ  (2007/10/ 1)

夜なべ イメージ

「母さんが夜なべをして 手袋編んでくれた・・・」
『夜鍋』とは昼間のうちに終えることが出来なかった仕事を夜中まで行う、いわゆる"深夜残業"のこと。

夜食としての鍋

秋は収穫の時期。
米俵を作ったり筵(むしろ)や縄を編んだり、米の籾摺りなどなど、昔の農家では夜なべをしなければ仕事が追いつかないものでした。
もちろん、農家だけに限らず、職人や町家、夜勤職場でも夜なべは行われてきました。

夜中まで働いていれば、当然お腹が減るものです。
そこで、身体が温まり消化にもよい雑炊や、簡単に煮て食べられる鍋物を夜食として食べていました。そこから、『夜鍋』という言葉がうまれたと言われています。

現在では「夜食といえば、鍋というよりもインスタントラーメン」という方のほうが多いかもしれません。

夜食の摂りかたには要注意

食事を摂ると血糖値があがりますが、活動している昼間であればエネルギーとして消費されます。
しかし、寝る前(1~2時間くらい前)に食べると、血中の糖分は脂肪として蓄積されることになります。また、消化吸収が遅れて胃腸に残るため、朝起きた時の胃もたれの原因にもなります。

「夜なべ」するとはいえ、受験生の勉強やデスクワークなどでは、砧(きぬた)を打っていた昔の農家の人たちと比べると、エネルギー消費は少ないでしょう。

油こいものや甘すぎるものは避けたり、寝る直前の摂食を避けるなど、夜食の摂り方にも最低限は気をつけたいものです。

 

(2007.10.01)

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