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今年は酉年 "鳥目(とりめ)"って??  (2005/1/20)

錐体細胞と杵体細胞 2種類の視細胞による明順応と暗順応
鳥目(とりめ)とは、夜などの光量が少ないところでモノが見えにくくなる症状のことです。

一般的に鳥は暗いところが苦手であるといわれていることから、昔から"鳥目(とりめ)"とも呼ばれています。

網膜には、明るいところで働き、色を見分ける能力がある'錐体(すいたい))'と、暗いところで働き、光の強弱を感じる'杵体(かんたい)'の2種類の視細胞があります。

明るい場所から暗い場所へ移動したとき、杵体の活動が活発になることで暗い場所でもわずかな光を感じてモノを見ることができます。(暗順応)
〔例:部屋の電気を消してしばらくすると、壁の時計が見えてきた〕

この暗順応が鈍くなると、暗いところで見えづらくなり夜盲症となります。
夜盲症は先天性と後天性に分けられます。

先天性で代表的なのが網膜色素変性症という病気にみられる症状です。

後天性のものはビタミンA不足によるものがあげられます。

視細胞には光に反応するロドプシンという物質があり、光に当たると分解されます。分解されるとすぐに再合成されるのですが、このロドプシンの材料になっているのがビタミンAなので、ビタミンAが不足すると暗いところで見えづらくなり、夜盲症という症状になります。

後天性の夜盲症は、食生活が豊になった現代では少なくなってきたといわれています。

(2005.01.20)

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