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さまざまな目の病気 > 白内障

白内障(はくないしょう)の概要

水晶体が濁ることで十分な光が網膜に届かなくなり、視力が低下する病気です。
ほとんどの白内障は加齢によるもので、年をとると白髪が生えてくるように誰にでも起こりうる病気といえます。

白内障の眼

しかし、先天性あるいは薬やその他の病気などによって白内障になるケースもあり、必ずしも高齢者だけの病気とはいえません。

水晶体のどの部分から濁りはじめるかで症状が違います。加齢による白内障の場合は、周辺から濁り始めることが多く、初期段階では自覚しないことがほとんどです。

近年、白内障手術といえば、濁った水晶体を超音波で乳化して取り出し、残した嚢の中に眼内レンズを挿入する方法が主流です。この手術では、直径約6mmの眼内レンズを折りたたんで挿入するため、約3mm程度の切開で手術が可能です。(小切開手術

最近の最新白内障手術では、さらに小さい約1.5mm程度の切開で眼内レンズが挿入することができる極小切開手術が登場してきました。

手術による眼への侵襲(しんしゅう)〔=ダメージ〕がさらに軽減されることで、さらに早期回復が可能となり、術後の乱視や感染症の危険性もほとんどなくなることが期待できます。

治療
白内障と診断されたからといってすぐに手術が必要というわけではありません。 自覚症状がない、あるいは自覚症状があっても生活に支障がない場合、しばらく様子をみるケースがほとんどです。

点眼や内服の薬物治療で、水晶体の濁りを遅らせることもあります。

基本的には、医師と相談したうえで本人が生活に不便を感じたときが手術のタイミングといえます。

白内障手術は、嚢(のう)〔=水晶体が入っている袋〕を残し、濁った水晶体を超音波で砕いて(乳化して)取り出す超音波乳化吸引術(ちょうおんぱにゅうかきゅういんじゅつ)が主流です。

白内障を放置しすぎて水晶体が硬くなっていると、超音波では砕き切れなかったり、手術に時間がかかりすぎてしまったりすることがあります。そんな時は、水晶体を砕かず、核を丸ごと取り出す方法で手術をします。(嚢外摘出術)

特殊なケースとして、チン小帯が弱っていて後嚢を残すことができない場合などは、水晶体を嚢ごと取り出す方法で手術を行います。(嚢内摘出術)

水晶体を取り出したあとは、残った水晶体の嚢(のう)の中に眼内レンズを挿入します。

手術は点眼の局所麻酔で行い、手術時間は30分以内です。安全性の高い手術で、眼に合併症がなければ日帰りで手術が可能です。

先天性白内障の場合、視機能の発達に影響が出て弱視になる可能性があるため、手術のタイミングは医師と慎重に相談することが大切です。

白内障手術後、白内障の初期症状に似た目のかすみが出たり、ものが青みががかって見えることがあります。

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