ナビゲーションへ
目の辞典検索
 
 

さまざまな目の病気 > 網膜の病気

未熟児網膜症(みじゅくじもうまくしょう)

未熟児(なかでも出生体重1500g未満の極小未熟児、1000g未満の超未熟児)の生後3~6週ごろに発症しやすい病気です。

網膜の毛細血管の発達が終わっていない段階で産まれてしまったために起こります。

胎児が母親の体外に出ると、胎内にいたときの2~3倍の濃度の酸素にさらされます。本来ならば発達すべき網膜の血管が、十分な酸素が得られるために発達をやめ、血管を収縮させてしまいます。この状態が続けば血管の先が閉塞し、網膜への酸素や栄養供給が止まってしまいます。なんとか酸素や栄養を届けようと新生血管が伸びてきますが、細くてもろいため出血を起こしたり、眼底出血が原因で網膜剥離を起こしたりします。しかし、ここまで進行することはほとんどなく、自然に治ってきます。

保育器で未熟児を育てる際の、高濃度酸素の投与が原因ではないかとされていましたが、保育器内の乳幼児もほとんどが自然に治っていることから、過剰な酸素の供給だけが原因という単純なものではないことがわかり、まだ完全に解明はされていません。

未熟児の生命を守る上で酸素の供給は必要です。そのうえで酸素の量や点滴の量をしっかり管理していくことが予防につながるようです。

治療
眼底検査を定期的に行い、網膜症が起きているかや進行具合を観察します。

発症した場合は、進行を抑えるためにレーザー光凝固や冷凍凝固を行うこともあります。

この記事のタグ(関連フレーズ) はありません

Pick UP! e-eyeドクター

▽目の辞典 メニュー

こちらもチェック!!

趣旨にご賛同いただき、年間手術件数や医師プロフィール(専門分野)、診療に対するポリシーなど、一般生活者が病医院・医師を選択する基準になりうる情報の発信にご協力いただければ幸いです。