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さまざまな目の病気 > 結膜の病気

咽頭結膜熱(いんとうけつまくねつ) 〔=プール熱〕

アデノウィルスによる急性ウイルス性感染症です。アデノウィルスに季節特異性はありませんが、夏ごろにプールで感染することが多く、「プール熱」と呼ばれています。

ウイルスが,口や鼻の中、喉の粘膜、眼の結膜などから体内に入り込み、感染します。1週間くらいの潜伏期間があり発熱により発症します。

発症すると39~40度の高熱が4~7日間ほど続きます。のどが赤く腫れて扁桃腺炎を伴ったり、耳の前のリンパ節が腫れたりします。目は赤く充血して痛みや目やにが出て、目をあけているのが辛くなってきます。
そのほかに、一般的な風邪の症状(頭痛、寒気、食欲不振、吐き気、下痢、鼻水など)がでることもあります。

ほとんどの場合はアデノウィルス3型によるものですが、7型の場合には症状が重篤化することがあり、ごくまれにですが死亡例も報告されているので注意が必要です。

熱が引いた後でも、咽頭や結膜から2週間、便からは1ヶ月くらいウィルスが排出されています。子供に多い病気なので完全に隔離することは難しいかも知れませんが、感染力の強いウィルスなので慎重に対応してください。

治療
目を清潔に保ち、自然に治るのを待ちます。食欲不振になることが多いため、脱水症状に注意をし、出来るだけ刺激の少ない固くないものと水分を取るようしてください。

結膜炎には、眼科で処方される抗生剤の目薬を点眼してください。

感染しやすいため、完治するまで学校などは休み、周囲の人に感染しないようタオルなどは別にするなど注意が必要です。

プールの消毒に用いる塩素濃度が-1.0ppmあればウィルスは1分以内に感染力がなくなるとされています。
しかし、熱で体力が低下しており便から経口感染の可能性も考えられるので、治ってから1~2週間くらいはプールは控えたほうがよいでしょう。

咽頭結膜熱(プール熱)は、学校保健法で おたふく風邪や水疱瘡と同じ"学校伝染病第2種"に指定されています。熱が下がり、主な症状がなくなっても、2日間は学校や幼稚園には行けません。(医師の診断により伝染の恐れがないと認められた場合は通学・通園可能)

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