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検査と治療法 > 治療法 > 屈折矯正手術
フラップ(ふた)とマイクロケラトーム
フラップ(ふた)
エキシマレーザー照射したあと元に戻せるように、つながっている部分(ヒンジという)を少し残して角膜をふた状に薄く切ったものをいいます。
術前検査で角膜厚を測定し、エキシマレーザーで矯正する厚さや安全上残しておくべき角膜厚を考慮し、フラップ(ふた)を作成するのに十分かどうかを考慮して判断します。
フラップ(ふた)と痛み
LASIK(レーシック)の場合
LASIK(レーシック)ではマイクロケラトームで約100~150ミクロンの厚さのフラップ(ふた)を作成します。
神経は深部の太い線維まで切断され、術後は神経が切断されたフラップ(ふた)が覆います。
そのため、疼痛が少ないかわりに角膜の中央部付近では痛覚や触覚が低下してしまい、術前と同じ感度に戻るまでに約1年ほどかかるといわれています。適切なケアを行い、感染症などの合併症に注意が必要です。
LASEK(ラゼック)、Epi-LASIK(エピレーシック)の場合
LASEK(ラゼック、ラーゼック)では薬液(アルコール溶液)で、Epi-LASIK(エピレーシック)ではエピケラトームで、角膜上皮だけをフラップ状に薄くはがします。(約50ミクロン)
LASIK(レーシック)と比べると、術後は異物感や弱い疼痛を感じるとされています。また、角膜上皮だけを薄くはがすため、神経の感度は1ヶ月以内に回復するといわれています。
PRK(ピーアールケー)の場合
PRK(ピーアールケー)では角膜表面からエキシマレーザーを照射するため、神経は浅い部分だけが切除されます。
術後は角膜上皮が再生するまで、神経の断端が表面にあるため、異物感や中等度の疼痛を感じるとされています。
マイクロケラトーム
マイクロケラトームはLASIK(レーシック)で角膜フラップ(ふた)を作成する際に使われる器具です。 (下:モリヤ社製のマイクロケラトームのイメージ図)
角膜は弾力があるのでそのままでは精密に切ることはできません。
そこで、吸引リングで眼球を吸引して固定し、角膜を硬化させて'切れる状態'にします。この時、吸引によって眼内圧が上昇するため、一瞬視界が暗くなります。
その後、プレートで角膜を上から平らに押さえつけながら、高速で水平に動く電動メスで切っていきます。
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