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目の構造と役割

涙液(るいえき)

涙〔=涙液〕は、目の表面の乾燥を防ぐだけではなく、異物や老廃物を洗い流したり、殺菌作用もあります。

涙には、直接的な刺激(眼にゴミが入る、タマネギを切っている など)や、感情の変化(悲しいときやうれしいとき、感情が高まったとき など)で反射的に分泌される反射性分泌(はんしゃせいぶんぴつ)と、常に分泌されている基礎分泌(きそぶんぴつ)があります。

基礎分泌には以下のような役割があります。

  1. 【栄養、酸素の供給】
    血管がない角膜組織に酸素や栄養を供給します
  2. 【殺菌、洗浄】
    眼の表面のゴミやホコリを洗い流し、殺菌作用のある成分によって微生物などの感染を予防
  3. 【角膜表面を潤す(乾燥の防止)】
    表面を滑らかに潤すことで、光の通過がよくなる


角膜・結膜の表面は約7ミクロンの薄い涙液層で覆われています。涙液層は、さらに3つの層に分かれています。
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  1. ムチン層 角膜や結膜の表面から分泌されている粘液の層。ムチン層のおかげで、涙がはじかれずに表面を覆っています。
  2. 涙液層 涙腺から分泌される涙液の層。
  3. 油層 マイボーム腺から分泌される脂の層。涙の蒸発を抑える役割をします。

涙は分泌される涙の量だけではなく、涙そのものの質もとても重要です。一般的に加齢とともに涙腺の機能が低下するため涙の量も減ってきます。

【マメ知識】

涙にはナトリウムなどが含まれているため、塩辛い味がします。悔しいときなどは、涙の量が少なくてナトリウムが多いため、より塩辛い味がします。うれしい時や悲しいときは、涙の量が多くてナトリウムが少ないので薄い味の涙です。
また、涙と一緒にストレス物質を排出していることがわかっており、自律神経をコントロールしているといわれています。泣いた後に気分がスッキリするのはこのためのようです。

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